紅梅図
かつて西湖の水際に 住んでいたのが林和靖りんなせい
しかし今では遥はるけくも 千里 隔てた故人なり
手紙を飛脚に頼むにも いかに書くかが浮かばずに
已む無く梅の一枝を 贈る川辺の今は春
「江天遠意図」は摂津から淡路島を望んだ実景図であるという意見がありました。その根拠になったのは、惟肖得巌 いしょうとくがん という、最後に南禅寺の住職をつとめた有名な禅僧の七言絶句賛です。しかし惟肖得巌がこの山水図を見て、かつて住職をつとめた摂津のお寺と、そこから望まれる淡路...
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