2024年3月16日土曜日

サントリー美術館「織田有楽斎」6


 

X(ツイッター)やインスタグラムをはじめとして、SNSなる怪物があまりにも大きな力をもち、それによって多くの悲劇が生まれるようになった現在、人間が健康に、真っ当に生きていくためには、「ウワサの無視」「人の目の否認」こそきわめて重要な命題ではないでしょうか。有楽斎に投げかけられたウワサ、風聞集などの誹謗や中傷は、現在のSNSと同じような暴力であったことでしょう。

その意味で織田有楽斎は、今もっとも学ぶべき人間のように想われてきたんです。そんなものは馬耳東風と聞き流し、一流の人間になったんですから……。「信長の弟、茶人の才」というキャッチコピーも悪くありませんが、「SNSの悪口なんか無視して、力強く生きよう!!」という方が今やキャッチーかな()

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富士山世界遺産センター「日本三霊山の砂防」5

さらに「逢へらくは玉の緒しけや恋ふらくは富士の高嶺に降る雪なすも」というバージョンもあるそうです。つまり「あの子と逢う間の短さは玉の緒ほどにも及ばないのに、別れて恋しいことは、富士の高嶺に降る雪のように絶え間ないよ」となりますが、これじゃ~本展示とまったく関係なき一首になってしま...