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2024年3月15日金曜日

サントリー美術館「織田有楽斎」5

 つまり有楽斎の生き方は、「逃げ」どころか、むしろ積極的なベクトルをもっていたことを明らかにするために、本展を開くことにしたというのです。この二つのコンセプトはみごとに視覚化されていて、僕も会場を巡るうちに、あぁ成る程とよく腑に落ちてことでした。

しかし同時に、本展ではじめて有楽斎の一生をよく知り、チョッと異なる感想ももったんです。それは「人のウワサなんか一切気にするな」「人の目なんか一文の価値もない」というテーゼでした。「自分の信じた道を行く」と言ってもよいのですが、「ウワサの無視」「人の目の否認」といった方が現代にはふさわしいでしょう。

 

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら