薩都刺「遊西湖 六首」4
春を惜しんでその舟で 一夜 明かしたものでした
酔って渇いた喉――呉姫が 夜中にミカンを剝いてくれ……
一夜の恋人だしぬけに 妾わらわの幼名おさなな呼んだので
首こうべ廻らし微笑んで 灯火の陰に隠れたの
最近、傅益瑶さんと知り合いました。傅益瑶さんは僕も大好きな傅抱石画伯のお嬢さんです。1979年日本へ留学し、東京藝術大学で平山郁夫先生に師事されました。やがて水墨画を中心に大寺院の障壁画を製作するとともに、日本のお祭りをライトモチーフに選び、また芭蕉や一茶の俳句をイメー...
0 件のコメント:
コメントを投稿