2024年3月1日金曜日

出光美術館「池大雅展」12

薩都刺「遊西湖 六首」4

春を惜しんでその舟で 一夜 明かしたものでした

 酔って渇いた喉――呉姫が 夜中にミカンを剝いてくれ……

 一夜の恋人だしぬけに 妾わらわの幼名おさなな呼んだので

  首こうべ廻らし微笑んで 灯火の陰に隠れたの

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富士山世界遺産センター「日本三霊山の砂防」5

さらに「逢へらくは玉の緒しけや恋ふらくは富士の高嶺に降る雪なすも」というバージョンもあるそうです。つまり「あの子と逢う間の短さは玉の緒ほどにも及ばないのに、別れて恋しいことは、富士の高嶺に降る雪のように絶え間ないよ」となりますが、これじゃ~本展示とまったく関係なき一首になってしま...