薩都刺「遊西湖 六首」5
 「待っていたのよ 我が背子せこよ お酒の酔いが醒めるのを」
  笑みつつ絹の扇 出し 賛詩を書いてと頼んだの
  紅いすだれを巻き上げりゃ 春はさざなみ緑色
  岸から柳絮りゅうじょが舞ってきて 硯すずりの海に落ちました
最近、傅益瑶さんと知り合いました。傅益瑶さんは僕も大好きな傅抱石画伯のお嬢さんです。1979年日本へ留学し、東京藝術大学で平山郁夫先生に師事されました。やがて水墨画を中心に大寺院の障壁画を製作するとともに、日本のお祭りをライトモチーフに選び、また芭蕉や一茶の俳句をイメー...
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