薩都刺「遊西湖 六首」3
黒いたてがみ栗毛駒 落花の泥濘ぬかるみ踏んでゆく
如月きさらぎみぎわの高殿に 降ってた春雨やがて止み
その雨集めて満々と 市中流れる川――夜明け
呉国の妓女がほとんどの 小舟にゃ乗っているそうな
最後に、山種美術館「桜 さくら SAKURA 2025 美術館でお花見!」展のチラシに刷られたコピーを紹介することにしましょう。そこにある「はらはらと散っていく儚 はかな さ」は、新渡戸稲造にならって言えば薔薇に欠けている美しさです。 暖かな陽光がさし始める春。草花が芽...
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