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2024年1月1日月曜日

2024謹賀新年1

 明けましておめでとうございます。本年も「饒舌館長」をよろしくお願い申し上げます。大晦日に続いて、江戸時代中期から後期にかけて活躍した清新性霊派の詩人・市河寛斎の登場です。まずは245年前の今日詠まれた「己亥きがい元旦の作」から……。

  生まれてこの方 三十年 まさに光陰 矢のごとし

  元旦の空 晴れ渡り 棲みつくカラスを聞いている

  東となりの酒屋から 柏の酒は買ってあり

  南の市場に出かけては すでに求めた梅の花

  旧居の道は三つとも 覆っているだろ雑草が……

  故郷を捨てていつの間に ここで一家を構えたが

  街の生活――田舎とは 春の行事も違ってて

  桑とか麻の出来ぐあい 誰かと話すこともなし
  
  今年の自刻自摺(!?)年賀状は白鶴美術館所蔵の絶品、磁州窯「白釉黒花龍文瓶」から龍手だけをパクったものです。




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