100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2023年6月29日木曜日

出光美術館「琳派のやきもの」3


会場に足を踏み入れると、田能村竹田の「乾山作陶図」が出ているじゃ~ありませんか。文化14年(1817)、竹田41歳のときの掛幅画です。もちろんこの年のことでしょう、竹田は乾山作の「獅子香炉」を手に入れたのです。感激のあまり、竹田はものすごく長い七言詩を詠みました。そして楽しそうに作陶する乾山の像を描き、その上に賛として加えたのです。『大分県先哲叢書』に収められる「竹田遺稿」では、「乾山翁造る獅炉を得て喜びて作る」と題されています。

これについては、相見香雨先生に「乾山獅子香炉と竹田」というすぐれた論文があり、『相見香雨集』1(青裳堂 1985)にも収められています。ところが、拙論を書いたときは完全に忘れていて、その後あるエッセーを書くとき『相見香雨集』を紐解いて「シマッタ」と思いましたが、もう後の祭りでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿

饒舌館長の光琳論をヨイショしてくれた「光琳派」展が根津美術館で開催中です!! 8

  始興は近衛家煕(予楽院)との関係が深く、御用絵師と考えられる「家士」であったと伝えられてきました。したがって僕は、元文元年 1736 に没した家煕の霊前に始興が捧げた鎮魂の一作だったのではないかと さえ 想像したのです。事実『光琳派画集』の解説も、 始興が 主家 近衛家 のた...