2023年6月30日金曜日

出光美術館「琳派のやきもの」4

 

この竹田画に焦点をしぼりながら、担当キューレーターの廣海伸彦さんが、「文人画家に愛された兄弟」というコラムを本展カタログに執筆しています。そこには僕の拙論も、参考文献としてあげられているじゃ~ありませんか!!

僕は廣海さんからいろいろなことを教えてもらいながら、僕の試論が正しかったことを確信したのでした。詳細は廣海さんのコラムをお読みいただくことにして、ここでは「乾山作陶図」に加えられた竹田の長い七言詩を紹介させてもらうことにしましょう。もちろんマイ戯訳での紹介となりますが、天下の竹田が乾山は文人なりとお墨付きを与えてくれているわけですから、もうヤッターといった感じです!!



0 件のコメント:

コメントを投稿

國華清話会2025年秋季特別鑑賞会4

      沢田章『日本画家辞典』によると、 吉澤雪庵は 父を鎮之進といい、江戸の人、文政 2年(1819)3月28日に生まれ、明治22年(1889)に71歳で没しました。画法を遠坂文雍に学び、よく山水花鳥を描いたとあります。 ちなみに明治22年は、『國華』が創刊された年です!!...