モチーフは尾形乾山ですが、文人画の性格といった点に重心がかかっていたので、『琳派 響きあう美』ではなく、『文人画 往還する美』の方に収めました。ブッチャケをいえば、前者には間に合わなかったんです(笑)
それはともかく、いつもの独断と偏見ばかりで忸怩たるものがありました。何といっても『國華』ですから、結構ていねいに論じたつもりですが、実証性は薄弱でした。ところがこの出光美術館特別展「琳派のやきもの 響きあう陶画の美」が、拙論「乾山文人画試論」の正しさを実証してくれることになったんです!!
始興は近衛家煕(予楽院)との関係が深く、御用絵師と考えられる「家士」であったと伝えられてきました。したがって僕は、元文元年 1736 に没した家煕の霊前に始興が捧げた鎮魂の一作だったのではないかと さえ 想像したのです。事実『光琳派画集』の解説も、 始興が 主家 近衛家 のた...
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