2022年10月27日木曜日

サントリー美術館「美をつくし」10

 

いずれにせよ出来栄えがとてもすぐれ、卒業論文で応挙を取り上げたときから、国井応陽の鑑定は間違いなきものと思ってきました。実際に見てみたいなぁとは思いましたが、戦前の図録『応挙名画譜』に載っているだけですから、まったくあきらめていました。

ところが2010525日、ネコ好き館長積年の夢が実現したんです!! ニューヨークの有名なアート・ディーラーであるレイトン・ロンギさんが、これを持って國華社に現れたんです。図版から予想していたとおり、感動的なネコ絵でした。『応挙名画譜』のモノクロ・コロタイプ図版より、ずっと明るい感じの絵で、眠っているネコがより一層引き立って見えました。



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サントリー美術館「NEGORO」15

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