2018年12月18日火曜日

イセ・ベトナム・シンポジウム「現代アートと伝統」12


それはともかく、夜とはいえまだまだ蒸し暑いなかで、鍋を注文する人が多いので不思議な気がしました。帰国してから、ベトナム研究家・坪井善明さんが編集した『アジア読本 ヴェトナム』(河出書房新社 1995年)を読んで、その理由がよく分かりました。

そこにホーチミン総合大学・山口英子さんが、「鍋で暑気払い」というコラムを書いています。日本でも、「暑いときには熱いものを食え」とよく言いますが、ベトナムでも同じなんだなぁと腑に落ちたことでした。

もう1軒回ろうかなぁと思い、そこで〆てもらうと、「30K」と書いた紙を持ってきました。すぐこれは30000ドンのことにちがいないと分かりました。人々はKという単位を使って、勝手にデノミをやっちゃっているんです。あるいは広く用いられているのかもしれませんが、少なくとも、フエ・レストランのメニューはドン表記だったような気がします。

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