2018年7月6日金曜日

優先席21


もちろん疲れマークや疲れマスコットと同じように、それぞれのを考案して、胸やカバンにつけることにします。かくして、世の中全体が胸マークやマスコットで満ちあふれ、大人社会が子供社会のようになります。両者の垣根は取り払われ、すばらしいユートピアが現代日本に出現するのではないでしょうか。優先席問題から発して、トーマス・モアの思想がついに実現されることになります。

以上まとめて第八案ですが、もうそうなると、当然「その他の優先席」が必要になってきます。この人たちも「その他です」と優先権を明示する必要があるわけですから、ついに国民全員が胸マークやマスコットをつけるという、明るく楽しい日本国になるのです(!?)

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」5

   桜と相性がよい文学は和歌でしょうが、漢詩だって負けてはいません。先に紹介した渡部英喜さんの『漢詩花ごよみ』に江戸末期に鳴った漢詩人・藤井竹外の七言絶句「芳野」が載っています。またまたマイ戯訳で紹介することにしましょう。   古き陵 みささぎ ――松柏 まつかしわ  つむ...