「僕の一点」は歌川国芳の「役者夏之夜図」(出光美術館蔵)ですね。日は落ちてもまだ残る暑さを逃れて涼を求め、隅田川は両国橋のたもとに当代人気歌舞伎役者10人が勢ぞろいしています。もちろんこんなことが起こるはずもなく、筆者歌川国芳のイマジネーションが生み出した夢の共演です。この「浮世へのいざない」展も江戸東京博物館と出光美術館の夢の共演ですから、シンボリックな一点といってもよいでしょう(!?)
国芳の彩管になる歌舞伎役者は、右から5代目松本幸四郎、3代目尾上菊五郎、4代目坂東三津五郎、2代目岩井粂三郎、5代目岩井半四郎、7代目市川団十郎、初代嵐冠十郎、初代沢村訥升とつしょう、2代目関三十郎、2代目中村紫翫しかんです。

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