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2026年5月10日日曜日

カエルも骸骨も踊り出す サントリー美術館・暁斎ワールドの迷宮へようこそ❣❣❣11

   


 もっともこの「小虎」は駄猫で、山陽の門人・関藤藤陰の「猫説」には、「既にして数旬の間、鼠を捕へしことわずかに一のみ」とあるそうです。しかし「一日、隣婦、門に呼ばばつていふ、君が家の猫、群犬にかまれ、余等赴き援けしときは、すでに死に瀕して気息喘然たりと。これを暖処に寝ねしめて、これに薬せしも、遂に死せり」と書かれていますから、最後は可愛そうな死に方をした猫だったようです。 

最後に揖斐高さんの『江戸漢詩の情景』からもう一首紹介することにしましょう。大好きな服部南郭の泣けてくるような「児の愛する所の猫死す」という賛猫詩を、これまたマイ戯訳で……。

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