2025年9月15日月曜日

サントリー美術館「絵金」3

 

高知県立美術館では一九九六年と二〇一二年に大規模な絵金展を開催していますが、約二百点現存する芝居絵 屏風のほとんどは、神社、あるいは自治会や町内会、公民館などに分蔵されており、絵金の作品をまとまった形で観ることができる機会はめったにありません。

一九六六年に雑誌『太陽』で特集されたのを契機に、「絵金」は小説・舞台・映画になるなど、一時ブームとなり、一九七〇年前後には東京、 大阪の百貨店などで絵金展が開催されました。絵金の代表作を一堂に集めた東京での大規模な展覧会は、半世紀ぶりであり、美術館で は初の試みとなります。


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