サントリー美術館「幕末土佐の天才絵師 絵金」<11月3日まで>
いよいよ始まりました!! かつての「異端」から、ついに「天才絵師」とたたえられるようになった絵金の特別展です。今回キューレーションを行なったのは内田洸さん――以前秋田県立近代美術館で一緒に仕事をした仲間です。
是非やってほしいと応援した饒舌館長としては、内覧会に出て観る義務があります。もちろん義務感から行ったわけじゃ~ありませんが(笑) 来週、NHK文化センター青山教室講座「魅惑の日本美術展」で取り上げる予定になっていますから、内覧会は絶好の機会です。
それに先月の「運慶 祈りの空間――興福寺北円堂」展みたいに、ミズテンで冷や冷やしながらしゃべることも避けられるじゃ~ありませんか。残暑厳しき内覧会の日を、さらに暑くするような表紙のカタログから、「ごあいさつ」を掲げて、展覧会の趣旨と絵金研究の「回顧と展望」を知ることにしましょう。

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