2025年6月15日日曜日

サントリー美術館「酒吞童子ビギンズ」3

 本特別展のメダマは、大修理を終え昨日描いたように新しくよみがえったサントリー美術館所蔵の重要文化財・狩野元信筆「酒呑童子絵巻」の全巻公開です。場面場面に簡にして要を得たお話のキャプションがついていますから、絵を見てそれを読み、読んでから絵を見てください。おもしろいことこの上ありません。

 狩野元信はかの狩野永徳のおじいさんにあたる画家で、中国画と日本画をとてもうまく融合して描いたことで有名ですが、この「酒呑童子絵巻」にもその特徴がよく現われています。しかし、そんな美術史専門家みたいな話はどうでもいいんです。

ともかくも絵とキャプションを見ながら、話の筋を追っていくことをお勧めしたいと思います。お母さんに絵本を読んでもらった子どものころが、懐かしくよみがえってくることでしょう。あるいは、お子さんにプレゼントした絵本のことを思いだされる方もいらっしゃるでしょう。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

今や北斎・広重とともに「風景版画の3H」とたたえられる川瀬巴水を中心とする新版画展が三菱一号館美術館で開催中です!! 17

   三菱一号館美術館「トワイライト、新版画――小林清親から川瀬巴水まで」を内覧会で見せてもらったあとで、 いま饒舌したような 巴水風景版画 サウダーデ 観 が 心に 浮かんでき た ん です。もちろん会場で作品を前にしたときは、ただいいなぁと ながめるだけでしたが……。    ...