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2025年3月10日月曜日

葉室麟『古都再見』1


 葉室麟『古都再見』(新潮社 2017年)

 前回、渡部英喜さんの『漢詩花ごよみ』から春草を詠んだ絶唱を連載したとき、後花園天皇の七言絶句を引用し、葉室麟さんの見立てもアップしました。ついでにというのも失礼ながら、『古都再見』を通読し終わったところです。通読したというのは、もちろんとてもおもしろかったからです。

随想というべき文章だと思いますが、内容がとても濃いんです。10年ほど前『週刊新潮』に連載したものを集めた随想集のようですが、よくこれだけの文章を毎週お書きになれるものだと感を深くしました。

僕の大好きな与謝蕪村を取り上げては、蕪村――つまり荒れ果てた村という号に、天明大飢饉の予兆を読み取るところが葉室蕪村のポイントです。


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