「教えてください寿老人 いかに除かんこの愁い」
老人笑って「我を見よ 髪の毛すべて真っ白だ
ましてオマエの人間界 除去する術すべなどあるもんか
だが妙案を君がため!! 飲んで赤子あかごに返るんだ!!
自他の区別は三杯で 毀誉きよは五杯で忘却せん
そうすりゃ<道>に通じるし 月日も自由にできるんだ
ただ酔っ払え!! 醒めちゃダメ すすり泣いても効果なし
すぐに帰って酒を買え!! この言げん帯に書いておけ!!」
これまた大好きな酒場俳人・吉田類さんと下川さんが対談したら、どんなにおもしろいことだろうと想像したのは、第 5 章「高尾山登山に没頭した先に駅ビール」を読み終えたときでした。もちろんお酒+低山登山――とくに高尾山の双璧であるお二人だからです。 第 6 章「 70 歳が待ち...
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