しかしここに酒仙玉堂の面影がないのはチョット寂しく、『國華』解説では『玉堂琴士集』から名吟「酒を把りて琴を弾ず」を引いてしまいました――本図とはまったく関係がないのに……(笑) マイ戯訳はかつて紹介しましたが、ちょっとバージョンアップしましたので……。
琴 弾きながら酒 酌めば 酒はいよいよ香り立つ
酒 酌みながら琴を弾きゃ 琴の音ねいよいよ澄み渡る
一杯の酒×一張の 琴の相性 抜群だ
こんな時には世の中の 雑事すべてを忘却す
三井記念美術館「円山応挙 革新者から巨匠へ」<11月24日まで> 円山応挙―― 本展副題 通りの「革新者」にして「巨匠」 、饒舌館長がもっとも尊敬する 江戸時代 画家の一人です。何しろ饒舌館長の卒論は「円山応挙試論」だった ん ですから (!?) その応挙に焦点を合わせた...
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