漁夫ぎょふなどにあこがれるのはお止めなさい 一家をあげて身を寄す小舟
釣り糸を夜明けの雨に垂れながら 蓑みのと笠かさとで風波をしのぐ
満タンに魚籠びくをするのはむずかしく 棹さおをあやつる苦労は知れず
それよりも酒をやるのが一番だ のんびり座って飲めば陶然と……
とくに応永年間、熱狂的 に愛好されたので、応永詩画軸 などと呼ばれることもあります。 詩画軸のことを勉強するときには、必ず『禅林画賛 中世水墨画を読む』 ( 毎日新聞社 ) という本を手元に置かなければなりません。そして監修者である島田修二郎先生の論文「室町時代の詩画軸につい...
0 件のコメント:
コメントを投稿