2023年1月15日日曜日

サントリー美術館「京都・智積院の名宝」5

ところがその後河合正朝さんと飲んでいて、たまたま桃山美術の話題になりました。すると河合さんが、守屋謙二先生はつねづね桃山美術こそバロックだとおっしゃっていたと言うじゃ~ありませんか。

小躍りしたいほどうれしかった!! だって守屋先生は、ハインリヒ・ヴェルフリンの『美術史の基礎概念』を翻訳されたように、ヨーロッパ美術、バロック美術の権威ですよ!! その先生が桃山美術=バロックとおっしゃっていたんです!! これ以上確かなお墨付きはこの世にないじゃ~ありませんか!! またまた僕のあやふやな直感は、疑いなき確信にバージョンアップしたのでした()

 

 

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山種美術館「桜さくらSAKURA2025」4

人はだれしもこの幸福な島国で、春、とくに桜の季節を京都や東京で過ごすべきだ。その季節には、思い思いに着飾った人々が、手に手をたずさえ桜花が咲き乱れる上野公園をはじめ、すべての桜の名所に出掛けてゆく。彼らはその際、詩作にふけり、自然の美と景観を賛美する。……世界のどの土地で、桜の季...