文学的志向を同じくする与謝野夫妻は、終生互いの人生や文学活動に深い影響を与え続け、国の内外を問わず連れ立って多くのたびに出向いています。温泉を愛した二人は、熱海や伊東、一碧湖など伊豆に足しげく通い、山梨県も含めた富士山の周辺にも出かけ、富士山や静岡に関わる多くの短歌や文学作品を残しています。
2022年は晶子の没後80年にあたることにちなみ、世界遺産センター初の文学展示として、自筆資料や歌集、関連資料のパネル解説などにより、与謝野夫妻の文学や静岡での旅、富士山に対する思いなどを紹介します。
そのころ日本の禅僧がたくさん元に渡りましたし、長くかの地に留まり、中国文化を持ち帰った場合も大変多いのです。 流行する題画詩も彼らによって日本へもたらされた可能性が高いという指摘は、正鵠を射るものです。(略) このような島田修二郎先生の名論文を読むと、詩画軸こそ詩画一致で...
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