そのうちの「僕の一点」は、下川裕治さんの「編集部員同士がよく喧嘩 でもとても活気があった」ですね。『週刊朝日』が元気だったころの雰囲気を、とてもよく伝えてくれています。下川裕治さんは、1988年7月から「12万円で世界を歩く」という連載を『週刊朝日』で始めました。1年足らずの連載でしたが、実におもしろかった!! ワクワクしました!! そしてほんまかいなと思いました。まだLCCもなく、円が安かった時代の12万円ですよ!!
その12万円で、「ついにニューヨーク到達。アメリカ大陸、1万2千2百キロ」「北京発ベルリン行き列車、28日間世界一周」「神戸からアテネ、1万5千4百72キロ。シルクロードを揺られぬく」といった、絶対に考えられないような旅行を12回やった下川さんのドキュメンタリーです。
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