2021年6月16日水曜日

第1回JAWS7



その3は、赤穂の鹿島建設の研修所での宿泊と、永富家(文化財)の見学である。瀬戸内海を見下ろす研修所の美しい環境と、鹿島美術財団の特別の計らいによる豪華な夕食が、一行の疲れを癒し、夜には、この会議で参加者が得たものについての活発な話し合いが行なわれた。翌日の永富家の見学では、周等に準備された素晴らしい接待を受け、一同に忘れがたい感銘を与えた。そのあと姫路城などを見学、夕方京都で鹿島美術財団の主催のお別れパーティが催され、会は大いに盛り上がった。

 鹿島建設関西研修センターにおける豪華な夕食――それは実に楽しい一夜のうたげ、盛大な飲み会で、僕も任務から解放され大いに飲みそして酔いました。もっとも、そのころはまだ「飲み会」という日本語がなかったようにも思いますが() 鹿島美術財団主催のホテルフジタにおける歓送会も忘れることができません。かの源豊宗先生がお祝いに駆けつけてくださったのですから……。

 なお、この会議がその後さらに発展し現在に至っていることについては、いつか改めてアップすることにしましょう。 

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館「トプカプ・出光競演展」2

  一方、出光美術館も中国・明時代を中心に、皇帝・宮廷用に焼かれた官窯作品や江戸時代に海外へ輸出された陶磁器を有しており、中にはトプカプ宮殿博物館の作品の類品も知られています。  日本とトルコ共和国が外交関係を樹立して 100 周年を迎えた本年、両国の友好を記念し、トプカプ宮...