2002年4月28日『日本経済新聞』の「文化」欄で、正しくは「老子と猫」でしたが……。『國華』編輯委員の僕が購読しているのは、いうまでもなくパトロンというかスポンサーというか、ともかくも『朝日新聞』で、『日経』はとっていません。スクラップブックに貼ってあったのはそのコピーでしたから、どこかで『日経』を読んでこれは!!と思い、わざわざ複写したものらしい――まったく思い出せないのですが……。
森本さんは、その前年6月、老子の生地とされる中国・河南省の鹿邑[ろくゆう]という町を訪ね、そこで求めた木彫りの老子像から話を始めます。そして、お孫さんが拾ってきたという「伊織」という雄猫へと筆を進め、老子像の横で泰然としている伊織は、老子の説く無為・無心そのものだと感心するのです。
*山本さんがアップした猫ちぐらから覗くルリちゃんは、じつにいいアングルだったので、そのまま使わせてもらってきました。ところがこれをFBへ投稿すると、不思議なことにルリちゃんの耳だけになっちゃうんです。仕方がないので、トリミングさせてもらうことにしました。今度は哲学者・ルリちゃんの美貌が、FBでもちゃんと写るはずです。
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