去年、東京国立博物館で「朝日新聞創刊140周年・國華創刊130周年記念特別展『名作誕生 つながる日本美術』」が開かれました。ここでも劉生は重要なテーマとして取り上げられましたが、イコノロジー的手法を採るこの特別展では、伝統との関係に焦点が絞られました。
東京ステーションギャラリー展では、劉生の「独創」「孤高」「天才」といった点が強調されていますが、劉生にはその両面があったというのが正解だと思います。そのカタログに寄せた拙稿「継承と創造の日本美術」の一部を引用して配布資料を作りましたので、改めて紹介することにしましょう。
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