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2019年9月14日土曜日

京都文化博物館「ニッポン×ビジュツ展」+饒舌館長口演2


享保13年夏、8代将軍吉宗の希望により、オスメス2頭の象が長崎へもたらされました。メスは間もなく死んでしまったため、オスだけが翌14年夏、京都へやって来ました。象の渡来は我が国開闢以来5回目、洛中洛外は見物人でごった返す大騒ぎになりました。

時の天皇は中御門天皇、その象は拝謁の栄に浴し、従四位という爵位まで頂戴、天皇は「時しあればひとの国なるけだものもけふ九重に見るがうれしき」とお詠みになりました。以上は高島春雄氏の『動物渡来物語』(学風書院 1955年)によって、知られるところです。

享保元年(1716)に生まれた若冲は数えの14歳ですよ。好奇心に駆られ、若冲少年は錦小路の自宅、つまり青物問屋の桝源から見物に出かけたにちがいありません。その実体験が、「象図」には生かされているように思われます。

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら