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2018年8月20日月曜日

『いちばんやさしい美術鑑賞』2 


これらが機縁となって、静嘉堂文庫美術館で仕事をするようになってからは、必ずブロガー内覧会のコーディネーターにお願いすることになりました。現在開催中である企画展「明治150年記念 明治からの贈り物」に際しても快諾を得て、担当キューレーター長谷川祥子さんを加えた3人のトークショーから始めました。このブロガー内覧会が大いに盛り上がったことは、先日すでにアップしたとおりです。

そのタケさんが満を持し、はじめて世に問うた新書が、この『いちばんやさしい美術鑑賞』です。ちくま新書№1349、本体価格920です。

1年に300以上の展覧会を見に行くタケさんが、「何を見たらいいのか分かりません」といった美術ビギナーのために、西洋美術と東洋美術あわせて15点の作品や作家に焦点をしぼって、体験的美術鑑賞法を伝授してくれるんです。美術史研究者が書斎の窓から教えを垂れるような、机上の空論じゃありません。しかも超簡単入門でありながら、美術のキモが語られているところがすごいんです。

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  荻生徂徠「孤山 梅花を丐う。雨を冒して一枝を折り之に畀うに、詩有りて謝せらる。和答成るに比び、却って桃花の盛んに開くに値う(2)  」  梅 散り桃が咲き始め たちまち一新される花  小さな庭に清らかな 香りの絶えない今は春  なぜか近ごろ我がままな 生活態度がひどくなり  ...