140万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2018年1月9日火曜日

前方後円墳9


もう一つ、重要なポイントがあります。先に挙げた曹操とその皇后の場合のように、曹操の円墳と皇后の方墳は離れ離れに造られていました。しかし日本では、それをくっつけて前方後円墳という一つの墳墓にしちゃったという点です。実はこれについても、すでに考えついた研究者がたくさんいました。

先に紹介した藤田友治編『前方後円墳』では、円墳・三角墳結合説として、NG・マンローと松本清張、円墳・方墳結合説として、ウィリアム・ゴーランドと梅原末治を挙げています。しかし、なぜ結合されたかについいては、あまり考えられていないようです。僕は次のように推考します。

本来は異なっているけれども、共通する性格を有するものや、共通する性格をもつけれども本来は異なっているものを、一つにくっつけて新しいものを生み出すことを、日本人は古い時代から行なってきました。たとえば、平安時代には漢詩と和歌を一緒に並べて『和漢朗詠集』を編み出しました。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

江戸東京博物館「江戸博×出光コレクション初共演 浮世へのいざない」2

  この二つのテーマに注目する本展覧会は、江戸の活気を余すことなく描き出した国指定重要文化財「江戸名所図屏風」(出光美術館蔵)から説き起こします。日々の生活を存分に謳歌する人々の描写は、まさにこれから誕生しようとする浮世絵を確かに先取りしています。 今回は、出光美術館のコレクショ...