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2026年10月10日土曜日

出光美術館<門司>「水墨画の巨匠たち 雪舟から鉄斎まで」2

 

  「僕の一点」は池大雅の「瓢鯰図ひょうねんず」ですね。チョッと文字はちがいますが、同じ主題を取り上げてチョー有名なのが、室町時代初期の画僧如拙が描いた国宝の「瓢鮎図ひょうねんず」です。


これは丸い瓢箪でヌルヌルしたナマズを押さえることが出来るかどうかという禅の公案、つまり参禅する者に出し座禅しながら考えさせる質問みたいなものです。しかしこの公案なるものが、現在も行なわれているのかどうか知りません。この公案が一般化して「瓢箪鯰」という一つの言葉になり、つかまえどころのないものを指すようになりました。画題としてよく知られるのは大津絵の「瓢箪鯰」です。


これら瓢箪鯰の伝統を自家薬籠中のものにして、大雅はこの「瓢鯰図」を描き出したのです。その事実を具体的に教えてくれたのは、「饒舌館長ブログ」に何度も登場してもらっている根津美術館の野口剛さんでした。


 

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出光美術館<門司>「水墨画の巨匠たち 雪舟から鉄斎まで」3

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