当館の日本コレクションで最も充実しているのが、 江戸時代の品々です。幕政のもとで続いた泰平と繁栄を受けて創造的な 文化が花開いた時代でした。本展もこの時代のものを中心に、大英博物館のコレクションから、歴史的な重要性がひときわ高く、飛び抜けた魅力で目にも鮮やかな約200件を選り抜き、日本の過去と現在の連続性とその変化を考察します。注目すべき展示作品としては、比叡山の猿をユーモラスに愛らしく擬人化した 《猿草子絵巻》 (1560-1570年頃)、1949年の焼損以前に実物大で写された 《法隆寺金堂壁画 九号壁模本》、18世紀後期の革新者・円山応挙が豪華な金屏風に描いた傑作 《虎の子渡し図屏風》、 19世紀末期に英国の外交官アーネスト・サトウが収集した謎の浮世絵師・写楽の錦絵などが並びます。 このまたとない機会を、日本の多くの皆様に楽しんでいただけることを心から願っています。

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