「少年行」は伝統的な歌謡の題名を継承する擬古楽府ぎこがふ、王維や李白の詩がよく知られていますが、この「詩哥写真鏡」のもとになったのは、同じく唐の詩人・崔国輔さいこくほの「長楽少年行」です。『唐詩選』に選ばれていますから、当時の知識人はみな馴染んでいた唐詩でした。またまたマイ戯訳で紹介しましょう。
珊瑚さんごの鞭むちをうっかりと 忘れて来ました枕辺に
だから白馬はわがままを 起こして一歩も進みません
仕方がないので章台しょうだいの 柳の枝を折り取れば
春の道端 花魁おいらんに ふたたび会いたくなってきた
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