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2025年10月5日日曜日

サントリー美術館「絵金」22

藤村さんによると、幕府の禁令が出ていたにもかかわらず、幕末期の土佐では地芝居が盛んに行なわれていたのです。もちろん盛衰消長はあったようですが、とくに嘉永期と万延元年(1860)には盛り上がったのでした。地芝居と並んで浄瑠璃も大変愛好されました。

これらを絵金が体験しなかったとは考えにくいでしょう。それどころか、絵金は積極的にこれらを見物し、堪能し、みずからの芝居絵屏風に生かそうとしたにちがいありません。あるいはみずから舞台に立ったことさえあったかもしれません。

絵金の芝居絵屏風をじっと眺めていると、そんな想像もしてみたくなるんです。江戸歌舞伎や上方歌舞伎の影響を否定することはできませんが、より直接的な要素として、藤村さんは土佐の地芝居があることを明らかにしてくれたのです。

 

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カエルも骸骨も踊り出す サントリー美術館・暁斎ワールドの迷宮へようこそ❣❣❣5

続けて 「寿石は寿を寓す。菊は居と同音異声にして、尚且つ吉祥の花。猫は耄と同音異声。蝶は耋と同音異声。耄耋は礼記に七十をば耄、八十をば耋、百をば期頤といふ。とありて長寿なり。決して耄碌に非ず」という愉快な解説が加えられています。 つまり菊と居の中国語発音は「ジュ」で同じなのです。...