2025年9月20日土曜日

サントリー美術館「絵金」8

 

鎌倉幕府二代将軍、源頼家の時代。頼家の家臣・三浦之介義村と、北条時政の娘・時姫の悲恋と忠孝の葛藤を描く。二人は許婚であったが、将軍家と北条家の内乱によって家が敵同士となる。戦場に出ていた三浦之介は、病気の母・長門を心配し、時姫が長門を看病している家へ深手を負った状態で戻る。しかし長門は、主君への忠義よりも母への孝行を優先した息子を障子越しにしかりつけ、顔も合わせない。

恥じ入って覚悟を新たにした三浦之介は戦場に戻ろうとするが、時姫はそれを引き留め、家を去る前にあの世で夫婦になると約束してくれと迫る。 二人は押し問答になり、葛藤の末、ついには時姫が父・時政を殺せば来世で夫婦になることを約束し、それぞれの決意を胸に別れる。 時姫の裏切りを聞きつけていた時政の密偵は報告に走ろうとするが、三浦之介の仲間、佐々木高綱 に見つかり討たれる。


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