2025年8月27日水曜日

富士山世界遺産センター「日本三霊山の砂防」3

 

 じつは若いころ成瀬不二雄先生といっしょに、この日本三霊山の一つ「白山」に登ったことがあるんです。アルピニストでもある成瀬先生は、いくつもある登山ルートのうち、僕のために一番楽なルートを選んでくれたので、とても楽しく快適な登山となりました。頂上からながめた絶景と、下山して二人で浸かった白山温泉を忘れることができません。

何も知らずに登っていましたが、今回の企画展示を行ない、ギャラリートークをして下さった小林淳さんによると、白山は手取層群や濃飛のうひ流紋岩の変質帯といった脆弱ですべりやすい基盤岩の上にのった山だそうです。その地質特性から、甚之助谷や別当谷、あるいは湯の谷などで、大規模な地すべりが現在も起こっているとのことです。こんな崩壊が起こりやすい山だったとは!! あのとき成瀬先生と崩壊に巻き込まれないでよかったなぁ!!

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富士山世界遺産センター「日本三霊山の砂防」5

さらに「逢へらくは玉の緒しけや恋ふらくは富士の高嶺に降る雪なすも」というバージョンもあるそうです。つまり「あの子と逢う間の短さは玉の緒ほどにも及ばないのに、別れて恋しいことは、富士の高嶺に降る雪のように絶え間ないよ」となりますが、これじゃ~本展示とまったく関係なき一首になってしま...