ベンヤミンにしたがえば「アウラ」というものだったのかな(笑) アウラはともかく、3人以外の方々もほとんど会ったことがあるように感じられるのが不思議です。
『昭和が恋した女優たち』の副題は「生誕100年 写真家・早田雄二の世界」――大正5年(1916)に生まれた写真家、早田雄二氏の生誕100年を記念する企画だったのです。
どの女優さんも本当に美しくきれいに撮られているなぁと思って、早田氏みずから執筆した「映画スタア撮影の苦心」(再録)を読んでみると、つぎのように書いてありました。
狙いとしては、モデルその人自身の持っている一番よい所、よい面を掴むのをモットーにしている。私としては本人に喜んで貰える写真が撮りたい。
「本人に喜んで貰える写真」は、もちろんそのファンにも喜んで貰える写真だったにちがいありません。
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