100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2023年8月29日火曜日

竹浪遠『松竹梅の美術史』4

 

日本の江戸と中国の元という時空を超え、「草花蒔絵四方盆よほうぼん」と「青花松竹梅図香炉」においては吉祥性が美しい共鳴を起こしている――これが饒舌館長の見立てですね。そこに生活美術である工芸の本質を、感じ取ることができるのではないでしょうか。

北宋から南宋にかけて活躍した、墨梅で有名な画家・揚補之ようほしには、松竹梅の三つを描いた双幅があったそうです。中国ではこれを「歳寒三友」と呼びましたが、我が国の文人たちにも愛されるイメージとなりました。厳しい冬のような苦難にあっても、決して失われることのない男の友情――それが歳寒三友です。


0 件のコメント:

コメントを投稿

7日間ブックカバーチャレンジ16 李趙雪『「文人画」と近代 概念・中国絵画史学・国画』 

   李趙雪『「文人画」と近代 概念・中国絵画史学・国画』勉誠社 2026年  中国天津出身の李趙雪さんが東京藝術大学に提出した博士論文です。指導教官であった佐藤道信さんの構造主義的研究法を活用した瞠目すべき成果です。文人画研究者は李さんが提起したパラダイム変換に答えなければなら...