今回その淡交社版カタログ・ブックを引っ張りでしてくると、「黒い蓮華、中国」にポストイットが貼ってあるじゃ~ありませんか。まるで白旗みたいに(笑)
ポール・ジャクレーとは究極のジャポニスムである――これが饒舌館長の独断と偏見ですね。言うまでもなく、「ジャポニスム」とは19世紀後半にヨーロッパやアメリカの美術に与えた日本美術の影響を一まとめにしていう美術用語です。
相似た言葉に「ジャポネズリー」がありますが、これと区別する場合と、これを含めてジャポニスムという場合があるようです。いずれにしろ、20世紀の日本で活躍したジャクレーが、ジャポニスムであるはずはそもそもないんですが……(笑)
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