瀟湘夜雨(呉鎮「子昂仿張僧繇」)
秋雨 降り止み増水し 蛇行の川に浮く堤
家路につく人 かがみつつ 浅い早瀬を渡ってく
遥かに望む川向こう 小さな村が霞んでる
突然 琴の音 聞こえ来た 夜明けの寒さ裂くごとく……
そのころ日本の禅僧がたくさん元に渡りましたし、長くかの地に留まり、中国文化を持ち帰った場合も大変多いのです。 流行する題画詩も彼らによって日本へもたらされた可能性が高いという指摘は、正鵠を射るものです。(略) このような島田修二郎先生の名論文を読むと、詩画軸こそ詩画一致で...
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