大江匡衡おおえのまさひら「煖寒飲酒に従う」
酔郷氏の国 寒暑なく 温和な気候だ一年中
酒泉の民は百畝さえ 寒さで凍る場所 知らず
(すべてお酒の賜物だ みんなお酒のお陰です)
藤原明衡ふじわらのあきひら『本朝文粋ほんちょうもんずい』内宴「晴るれば草樹の光を添ふ」
上林園から来た果実 含めばとろける美味しさで
酒は天下の「下若村かじゃくそん」 杯はい傾けりゃ絶美なり
もう一首、西胤俊承 せいいんしゅんじょう という相国寺の住職をつとめた禅僧の七言律詩 賛をアップすることにしましょう。興味深いことに、ここにも描いた画家に対する関心がうかがわれます。いや、関心というよりオマージュだといった方が正しいでしょう。となると、やはり描いた画家は、当時有名...
0 件のコメント:
コメントを投稿