唐寅「伯虎絶筆」
人間――この世で生きており また散っていくこの世から
死んで冥土へ帰ってく そいつを誰も止められぬ
この世と冥土は相似たり 大した違いありゃしない
チョット遠くの他国へと ただ漂って行くだけだ
その棕櫚が「花木眞寫」に見出されることは、何と興味深いことだろうか。言うまでもなく「花木眞寫」は、豫樂院近衛家熙 (一六六七 ~ 一七三六)の筆になる植物寫生圖巻である。すでに源豊宗・北村四郎編『近衞豫樂院御畫 花木眞寫』(淡交社 一九七三年)が あつて 、私たちは大きな恩...
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