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2022年2月15日火曜日

追悼 柳孝一さん3

2000年秋、東大文学部フィレンツェ研究所開設1周年記念シンポジウムが開かれました。タイトルは「日本の中のイタリア/イタリアの中の日本」――つまり日本とイタリアの関係がチョット入っていれば何でもOKみたいなシンポジウムで()、僕も「来舶イタリア人美術家と日本美術」なる発表をすることになり、懐かしき18年ぶりのフィレンツェに出かけたんです。

フィレンツェには日本美術も収集する、シュティッベルト美術館という武器コレクションの美術館があります。みんなで見学に出かけると、キューレーターのチヴィタさんから、狩野山雪の「群馬図巻」があるので見て欲しいといわれました。

拝見するとそれは模本でしたが、山雪研究史上きわめて重要で、しかも原本は失われてしまったのか、見たこともない興味惹かれる作品でした。その時これをもとに、山雪と馬の絵に関するエッセーを、いつか大学の紀要『美術史論叢』にいつか寄稿してみようと思いついたんです。

 

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 2

  荻生徂徠「春日 楼に上る」     入り日を浴びて高殿 たかどの の 眼下にながめる碧 あお い空       関東平野も春の雨 晴れて遥かに見渡せる     杯 さかずき 挙げれば悠久の 時 とき 経た景色に満つ我が力     白雪 戴く富士山の 雄姿に独り 浸ってる