唐寅「猫を責む」
書斎のともし火 掻き立てて アワビのさかずき脇に置き
やさしい言葉でジュンジュンと 我が愛猫に意見する
「たとえばネズミがあんなにも 勝手に騒いでいるときに
座って魚のごちそうを パクつくオマエは何様だ?
目を合わさずに皿の餌えさ ヨダレ垂らして盗み見て
腰をかがめて布団へと…… カマクラ作って寝てばかり
縁へりから大きなシッポ出し 蛇のごとくに動かして……
オマエの好きなマタタビを これまでみたいにゃやらないぞ!!」
荻生徂徠「春杪、義空師が将に西京の行有らんとし、留めて阿刺吉酒を恵まる。盛る所も亦 た 西洋の玉壷なり。二絶を作りて餞別し且つ謝す」 阿蘭陀 オランダ 国の 阿刺吉酒 アラキざけ ガラスの瓶は緑色 中身の酒は琥珀色 こはくいろ 義空師からのプレゼント ...
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