閑中自詠
玉堂琴士 一銭も 持っていませんお金など
ただ酒樽と七弦琴 絵をかく楽しみあるだけだ
独り黙って琴を弾く 誰も知らないその境地
伏羲[ふっき]と女媧[じょか]と神農の 心を一つにした境地
1997年にブリュッケより出版され、その後新版も出された単行本がちくま学芸文庫に収められました。長文の文庫版自著解説「『ジャポニスム』は理解されてきたか?」を加筆している点に、真摯な研究者である馬淵明子さんが象徴されています。拙著『北斎と葛飾派』<至文堂版日本の美術>に...
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