裳裾[もすそ]なら なれるものなら帯になり
そなたのかぼそくたおやかな 腰のあたりを締めたいな
でも残念!! 寒暖・気温が変化すりゃ
着てたの脱いで新しい 裳裾に着替えられるから
*ここでの「裳裾」とは、裳(下半身につける長いスカート状の衣服・したばかま)の意味で、一般によく用いられる裳の裾の意味ではありません。もうお分かりになったでしょう。西川祐信はこの第2段からインスピレーションを得たのです。
そのカタログから「ごあいさつ」を掲げて、 根来塗のあらあらと 展覧会の趣旨を知ることにしましょう。 「根 来 」は一般的に、下地を施した木地に黒漆塗りし、朱漆を上塗りした朱漆塗漆器( 朱漆器ともいう) を指します。 おおらかで明快な姿かたちに加えて、長年の使用により表...
0 件のコメント:
コメントを投稿