徐寅「新月」
雲居の際[きわ]にあでやかに 出たかと思うとまた隠れ
腸 断つ思いで美しき 女[おみな]が西を拝んでる
姮娥[こうが]一人が眉墨[まゆずみ]を 先ず掃くことを許されて
三人もいる織姫の 曇った鏡は磨かれず
玉のすだれが吊り鉤[かぎ]で 靄[もや]暗いなか掛けてあり
青い大空 白龍が 鋭い爪あと残してる
あと十五日待ってれば 円[まる]く明るい満月が
龍と天下を照らすだろう 黄砂で空が暗くても……
荻生徂徠「又 た 感懐の韻に次す(3) 」 豪華な宴席 照り映える 花に風さえ寒からず 才華あふれる詩や歌が 公 きみ の歓びたたえたり 今宵 梁園 思わせる この名園で雪見酒 かの応瑒 おうとう や徐幹 じょかん さえ 居るがごとくに盛り上がる *弟子の服部南郭...
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