徐寅「茘枝」
日々吹く初夏の薫る風 毒気の空気を蹴散らせば
最初に実る南[みんなみ]の 庭の珍果はライチの実
月のカラスがついばめば したたる果汁は甘美にて
豪華な器に溝貝[どぶがい]の 殻のごとくにテンコ盛り
成都じゃ言ってる「二日酔い 一番効くのはライチだぜ」
もっぱら天の宮殿じゃ 神仙たちへのプレゼント
だれも自分の鮮血を 抜き取ることなどしないのに
そで染め上げた薄絹の ごとく鮮やか!! 殻はみな
江戸東京博物館「江戸博×出光コレクション初共演 浮世 へ のいざない」<9月27日 まで > 標記の展覧会が江戸東京博物館で開かれています。前回アップした東京国立博物館「空海と真言の名宝」展で、日本人の現世肯定主義的傾向 を指摘しましたが、眉にツバしている方も少なくなかった...
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