盛唐・杜甫「梅雨」 *これは和歌のように読んでください。
僕の住む成都・犀浦[さいほ]の道の辺に 四月になれば梅の実熟す
鬱陶[うっとう]しくそぼ降る雨に満々と 長江の水 流れゆきたり
粗末なるカヤ葺き屋根は漏りやすく 雲・霧 垂れ込め晴れ間も見えぬ
水中の蛟龍[みずち]喜び水面は 岸辺に沿って渦巻いており
しかし間もなく、「美術品は所蔵館で 地酒はその土地で」を絵金で体験することになりました。辻惟雄さんが主宰していた「かざり研究会」が、土佐へ絵金を観に行くことになったからです。「絵金まつり」の幻想と妖艶は、今でも忘れることができません。 高知県立美術館を訪ね、鍵岡正勤館長の...
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